FXの最大の魅力は約1万円の少額から取引を始めることができる点です。なぜこのようなことができるのか?FX初心者の方向けにその理由をお伝えします。
FXの証拠金制度とは
FX取引は、外貨投資の一種で、外国為替証拠金取引とも呼ばれます。この「証拠金」とは何でしょうか? 取引を行うとき、あらかじめFX取扱会社に預けておくお金のことです。FX取引では、一定額の証拠金を預けることによって、それを担保に、証拠金よりも大きい金額で外国為替の取引を行うことができます。実際のお金(=証拠金)以上の外貨を売り買いできるわけです。
証拠金制度を正しく理解しよう
証拠金取引の特徴とメリットは?
例えば証拠金が10万円でレバレッジ5倍なら50万円分、10倍なら100万円分、50倍なら500万円分もの取引が可能になるのです。
そして投資を終了するときは、取引した総額でお金をやりとりするのではなく、取引により発生した差額のみを清算する「差金決済」という方法をとります。例えば、1万円の利益が出たら、1万円が証拠金に加えられます。1万円の損が出れば、1万円が証拠金から差し引かれます。
FX取引の単位は、1万通貨というのが一般的です。米ドルなら1Iドル80円のレートのとき1万通貨は80万円。でも、証拠金制度を活用すれば、80万円もの資金を全額用意する必要はありません。例えば8万の証拠金を預けて10倍の取引をすればよいからです。どれくらいの倍率で取引するかにもよりますが、数万円程度の資金で、外貨投資ができるのです。
証拠金取引は、現金取引よりも投資資金の利益率が高い
少ない金額で大きな投資ができるということは、投資効率がよく、投資資金の利益率として換算すると有利になります。先はどの例で考えてみましょう。1米ドル80円のとき1万米ドルを買い、81円になったときに売ったとします。
現金であれば、80万円を投資して81万円を受け取るので1万円の利益。投資資金の利益率は1万円÷80万円=1.25%
FX取引で8万円の証拠金を入れて取引すると(レバレッジ10倍)、利益は同じ1万円ですが、投資資金の利益率は1万円÷8万円=12.5%です。
取引に対して差し入れる証拠金の額と倍率により、投資資金の利益率は違ってきます。現在、倍率は、最高50倍となっています(2011年8月1日から倍率は上限25倍に規制される予定です)。
ただし、損失が出たときは、担保=証拠金に対する損失の割合も当然大きくなります。証拠金に対してより大きな取引をする(倍率が高い)ほど、ハイリスクハイリターンの投資になります。場合によっては証拠金以上の損失が出ることもありますから、慎重に考えたいものです。現金取引とは違う証拠金制度の特徴をしっかり把握した上で、FX取引にチャレンジしましよ投資する際に元本割れを嫌う人は多いですが、FX取引の場合にはレバレッジいかんで証拠金を全て失った上に、より以上の損失が出る可能性もあります。レバレッジを大きくするならば、損切りの対策もしっかりしておくことが大切です。

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